マウスガード
マウスガードは、スポーツによる口の周囲の外傷を防止するための装置です。
ラグビー、フットボール、格闘技のように相手と激しくぶつかるスポーツの他、サッカー、野球等の球技でもボールがぶつかった際に自分の歯で頬や舌を傷つけたり、歯を打撲して破折、脱臼したり、顎を骨折したりすることがあります。
マウスガードを正しく装着することにより、外傷の予防、ダメージの軽減の他に、しっかりかみしめることで筋力のアップも期待できます。
愛知県歯科医師会マウスガード認定医に平成16年より登録されております。
市販のマウスガードもありますが、ご自分で作成するため、形がぴったり合っていなくて落ちやすい、違和感が強く装着しにくい等の欠点があるようです。
当院では、正確に歯型を採取して、ぴったり適合するものを作成いたしますので、違和感が少なく、使用中に落ちたりずれたりすることがありません。
マウスガードを装着することによる効果は、主に以下のようなことがあげられます。
- ぶつかって歯が折れる・欠けるなどの事故・外傷を予防する
- あごの関節の保護や脳震盪(のうしんとう)軽減の効果がある
- 咬み合わせがよくなることで、高い運動能力や瞬発力発揮が期待できる競技もある
- 装着が簡単で安定性があり、会話や呼吸への影響も最小限に抑えられる
- 習慣的な歯ぎしりによる歯と歯のぶつかり合いで徐々に削れていくのを防止できる
- 接触時などに相手選手の怪我を予防できる